折り紙

イサカにあるサイエンスセンターという子供向けのミュージアムで「日本と自然」展が開かれることになり、そのグランドオープニングの特別アクティビティとして、PGの日本人お母さんが集まってアメリカ人に折り紙を教えるボランティアをしてきました。

折り紙なんてもう何年も手にしていない私。事前に何度か皆で練習をしたのですが、いやぁ、いろんな折り紙をそらでちゃちゃちゃっと出来ちゃうお母さんがいて、びっくり&尊敬。私なんてそらで折れるのは鶴だけでした。当日には「初級」「中級」「上級」とレベルを分けた折り紙を紹介することにしたので、最低限それらだけはなんとか折れるように予習をして、さて当日。

「折り紙ルーム」は館内の1つの部屋に設定されていたのですが、予想外にたくさんの人が集まってくれて、一時はテーブルに座る場所がなかったくらい。子供は簡単に犬や猫や花を折って喜び、大人は甲や鶴、ユリなどを折りたがって皆真剣そのもの。
しかしながら思ったのが、よく言われるようにやっぱり日本人は器用なのかなぁということ。折り紙を三角に折る、その行為ひとつでも、端と端をちゃんと合わせてきっちり折れないアメリカ人のまぁ多いこと。「こことここをね、合わせてしっかり折り目を付けて…」と私自身が見本を折り見せながら説明しても、どうしても端がずれてる。もっとも折り紙初心者ではこれが仕上がりに大影響することなんて知りもしないから、仕方がないと言えばそうなんだけど。「三角に折ってね」と言ったら「三角に見えていれば三角」みたいな大雑把さがあって、見ていてちょっと面白かったりもして。

折り紙をアメリカ人に教えるなんていうことは初体験だったけれど、意外や意外、自分自身も楽しめて、とても楽しいひと時でした。