子供にたじたじなLacyでした

もうめっきり寒くなりました。暖房、ガンガンです…。あ〜あ。

さて、先日、なおみさんという日本人のお友達ができたお話は下の方に書きました。が、そのなおみさんが我が家まで私を送り届けてきてくれた時のことを書くのを忘れておりました。つい、「餃子」のことばっかり考えちゃって(笑)。

なおみさんには2人の女の子がいて、お姉ちゃんのKelly・ゆみちゃんは7歳、妹のErica・あかねちゃんはまだ2歳です。当然、どこへいくのにも一緒なわけで、私を送り届けてきてくれた際もそうでした。夕方過ぎて送っていただいたので時間が気になったのですが、「よかったら寄って行って」とお誘いすると、「喜んで」とおしゃって下さいました。

さて、ご存知のように我が家には「クイーン」のLacyがおります。私にはこれまで小さなお子さんのいる親戚、友人は皆無だったため、当然Lacyも子供には慣れていないわけですね。ちょっと反応が気になりましたが、ま、大丈夫だろうとドアを開ける。いつも通り私を出迎えてくれたLacy。ところが。子供は「猫」をみるなり「ニャン、ニャンだ〜」とおおはしゃぎ。まずはそのテンションについていけなかったLacy。すっかり、おびえている様子。しかし、子供はおかまいなしです。首輪を引っ張ったり、お耳をつかんだり、「ぬいぐるみ」感覚で遊びたいわけですね。しかも、Lacyのおケケはぬいぐるみのそれよる数倍も柔らかく、ふわふわで「気持ちい〜〜」と、彼女たちは撫でているつもりだけれど、すっかり床に押し付けられているLacy。と、大丈夫かな?と思った矢先、Lacy,反撃に出ました。まずは右手で「にゃ〜ん」(「止めて」の意)とアタック。ところが、子供はもっと喜ぶ。ますます「にゃ〜ん。にゃ〜ん」(「もう、止めてったら」)と懇願するLacy。しかし、私には鳴き方が違うと分かっても、お子様達には、ただの「にゃん、にゃん」。もう、大喜びしてLacyの後を追いまわす。なおみさんが「いい子にしてなさい」なんていっても、子供の耳には届きません。と、Erica・あかねちゃんが、再度首輪をひっぱろうとしたところ、ついにLacy、「シャ〜〜〜」をやっちゃいました。猫が激怒したときに、背中の毛を逆立てて威嚇するポーズです。Lacyには爪がないので引っ掻きはしないのですが、万が一お子さんに噛みついては大変と急いで私がLacyを抱っこ。とにかく、かなり子供に対しておびえてしまった様子です。飼い主としては正直言って「Lacy、ごめんね」という気分。

その夜、オットにこの話をすると「だめだよ〜、ちゃんと最初に子供に猫の扱い方教えないと」というので、「でも、彼女の家にも猫いるんだよ…」「・・・・・」。
猫もいろいろ。我が家の「クイーン」は、ちょっと甘やかし、過保護にしすぎたのかもしれません。子供相手に、ここまでやられてしまうなんて。