「マランガ」って誰よ?

相変わらず「未知の味を体験してみる」熱が冷めやらず、いろんなものを買ってみたりしています。で、最近買った野菜たちのご紹介。
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最初は「スイスチャード」と呼ばれる葉野菜です。これは赤色ですが、他に白、黄色とあって、その色の派手さが気になってこれまでなんとなく遠ざけていたのですが、先日「ターニップグリーン」のおいしさに感動してから、葉野菜売り場が気になって仕方がなくなり、いつでも売っているこの野菜を試さずにはいられなくなったのでした。取り合えず、どんな味がするかも分からなかったので無難に茹でておひたし風に。するとこれがびっくり。派手な外見とは裏腹な、なんともあっさりした味の野菜でした。というかむしろ、特筆する味がないとでも言おうか。「味のないほうれん草」と言ったら分かりやすいようで分かりにくいでしょうか?調べてみたら、やっぱりほうれん草のファミリーでした。ということで、しっかり我が家の定番野菜に仲間入り決定です。
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お次は、「フィンガリングポテト」と呼ばれる小さなおいもです。太った人の指くらいな大きさで、「指みたい」だから「フィンガリング」って名前がついているらしい。小さいので調理に時間がかからないのは便利ですが、このポテト、いくら煮込んでも溶けないのです。しっかりそのまま。と言うことで、日本風の料理にはあんまり向かないかも知れません。
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最後の写真は、サトイモ?と思うでしょ。私も店頭で見つけた時には「あれ、こんなところに!!」と嬉しくなって小走りしてしまいましたが。これ、「マランガmalanga」っていうらしいです。実はお店の棚にはなんの表示もしてなくって、でも私は「サトイモの仲間だろう」と確信していたので、袋に数個詰めてレジに持っていったのですが、当然ながらレジのお姉さんに「これはなに?」と聞かれてしまい、「いや、イモの一種だとは思うんですが、棚にはなんの表示もなくって…」と困っていたら、バイトのお兄ちゃんが野菜売り場マネージャーのところへ行って調べてきてくれました。そして判明したのがサトイモならぬマランガ。どうみてもサトイモにしか見えないので、少々不安はあったのですがサトイモだと思って煮付けてみました。するとどうでしょう!!やっぱりサトイモじゃん!!
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実際のところは、日本のサトイモよりも固い感じ、煮付けてもさほど柔らかくはならなかったのですが、食感とあの独特のぬめり感はサトイモと一緒。いやぁ、これで好きな時に思いっきりイモの煮つけが食べられる〜。で、調べてみましたところ、このマランガ、予想通りですがタロイモ科でして、しかも「もっともアレルギー源になりにくい食物の1つ」ということで、マランガ粉なんていうものあるんだそうです。

ということで、まだまだチャレンジ精神旺盛であります。