The sweetest place in earth

オットの所用にくっついて、ペンシルベニア州へ出かけてきました。我家からは車で約3時間ほどの道のり、やってきたのは山間の小さな町。そこで面白い光景に出会いました。一面に立ち並ぶクリスマス・ツリー、ツリー、またツリー。そうクリスマス・ツリー畑です。ついこの間植えられたように見える、ちっちゃなツリーの畑、それから来年にでも出荷されそうにしっかり育ったツリーの畑などいろいろあって、その眺めはかなり興味をそそられました。
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さて用事が済んだ後、「せっかくペンシルベニアに来たんだから」ということでさらに1時間ほど足を伸ばして、ハーシーまで行ってきました。そう、あの茶色いチョコレートバーが有名なハーシーの故郷です。ハーシー創始者であるハーシー氏にちなんで名がつけられたその町は、まさにチョコレートタウン。ハーシーの名を掲げた遊園地からホテル、アウトレットモール、プール、スタジアムまでなんでも揃っていて、ちょっとしたリゾート地になっていました。
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夏場はかなりの人で賑わっているらしいのですが、1月2月は閑散期とあって遊園地は閉まっているし、人もまばら。それでも由緒あるというホテル・ハーシーでランチを頂いて、それからハーシーのアトラクションの1つである「チョコレート・ワールド」で数時間過ごしてきました。
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子供向けの展示品のほか、チョコレートが作られる過程をワゴンに乗って見学できる「チョコレート・ツアー」などがありましたが、基本的にはコマーシャル。ハーシー社のチョコレート菓子の全てが展示販売されていて、嫌でもチョコレートを買いたくなる仕組み。ハーシーのチョコレートは口に入れた途端、「あ、ハーシーだ」とすぐに分かるある意味ユニークな味わいのチョコレートですが、オットはこれをあまり好まないし、私もそもそもチョコレート自体にはあまり興味がないので特に欲しいものもありませんでしたが、アメリカの子供たちにはまさにここはチョコレート・ヘブンでしょう。
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それでもやっぱり「せっかくハーシーにいるんだから」ということで、チョコレートのデザートにトライ。見ているだけで頭がクラクラしそうなくらい甘そうなデザートがたくさん並んでいます。一番さっぱりしていそうに見えた「ダークチョコレート・ムース」を選んでみましたが、それでも食べている途中からなんだか頭が痛くなってきて…。これってシュガー・クラッシュ?結局もったいないと思いつつ、全部食べきることが出来ませんでした。正直言って、しばらくはチョコレートのにおいを嗅ぐのもごめんという感じです。
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ダークチョコレートで出来たカップの中に、ムースがぎっしり、そしてその上にはホイップクリームがたっぷり。