驚いたことがあったもんだ

先日、日本へ向けてUPSで荷物を送ったら、先方から「箱の中に入っていたものがたった1つなんですけど」と連絡を受けた。
なに?1つ?
そんなはずはない、品物は2つほど入れたし、他にも5、6冊の雑誌やら、封筒に入れた書類やらを同梱して、日本の「ゆうぱっく」の箱を再利用して送り届けたはずだ。
しかし聞いてみると、どうやらその箱もすり違っているらしいし、送り状もなんだか私のオリジナルではなくなっているらしい。
長年UPSを使ってきたが、こんなことは全く初めてのこと。


驚いてすぐにUPSに電話をかけると、こういうことは日常茶飯事なのだという印象を受ける応対だった。実に事務的に、紛失・ダメージの荷物の返金請求をする手続きを教えてくれた。それは実に簡単で、先方から送られてくる種類に記入して、また返送すればいい、といった程度のものだったが、困ったのが「無くなった品物のオリジナルのレシートがいる」と言われたことだ。「そんなものありません(本当は、そんなもの誰が取ってあるというんですか、と言いたかったが)」というと、「じゃ、それに該当する製品の値段が分かるものを添付してください」、つまりそれはネットの情報でもいいし、まぁ適当でもOKということらしい。


「ついては、こんなことになってしまったのだから、日本への発送料金を支払う義務はないかと思うんですが」というと、それも書類に記入してくれれば、返金を検討するとのこと。


今回は大して高級なものを送っていなかったので、被害はさほどでなくて済んだが、それにしてもこんなことがあるのだろうか?
一体なにがあったのか?
誰かが抜き取ったのか?
それとも箱が壊れて中身が出てしまったのか?


謎だな。