ブーンブーン

そういえば、ひと月前ほどに車を乗り換えました。アメリカに来てから運転するようになって、これで3台目になります。8年間で3台目っていうのが多いのか少ないのかさっぱり分かりませんが、「車の安全機能は日々年々進歩する」と誰かに聞いたのを信じているので、息子を乗せて走ることが多い私は、あまり年数が経った車を運転するのは気分的に安心できないのです。
車はいつも中古です。新車を買うほど余裕がないという実情もありますが、私がお買い物に出かける時に乗るくらいのものですから、1マイル走ってしまえばぐっと値段が下がるなんていわれている新車に手を出す興味もそもそもなく、2年落ちか3年落ちの中古車を探してもらうようにしています。これだとまだメーカー保障がついているか、切れてしまっていても延長できる場合(もちろん有料)が多いので、何か問題があっても修理代はほぼかかりません。

今回の車も含め、過去2台も同じディーラーから購入しました。このディーラーではこちらの希望条件を全部伝えておけば、それを探して出してきてくれるのです。中古であるので、自分の希望に全てかなった車に出会える確立はそう高くはなく、今回は昨年の夏の終わりからお願いして待つことほぼ10ヶ月、ずいぶんと辛抱しましたが、おかげで色から内装、フィーチャーまで全く希望通りの車を手に入れることができました。
前の2台がいわゆる典型的なSUVで車体がかなり高かったのですが、今回は初めて、今人気があると言われているらしい「クロスオーバータイプSUV」というのになりました。これは日本で言うところのハッチバッグタイプみたいな車で、普通の乗用車よりはまだ車体が高いのですが、SUVよりはぐっと低く、そのためおかしなことに運転中の視野に慣れるまで首がこったりもしました。

日本にいる時には到底考えられなかった「車なしでの生活はありえない」日々を送っていると、車は第2の生活空間になっていることに気づきます。今度の車は天井に作りつけのDVDがついていて、息子は映画を見ながらヘッドフォンで音声を聞けるようになったので、私はお気に入りのCDを持ち込んで、代わり行く回りの景色を楽しみながら、つかの間のひとりの時間を楽しんでいます。

しかし、ガス代が!!ついに1ガロン$4を超えてしまいました。厳しいです。