「お得サイズ」の謎

実は、最近まで気づいていなかったんです。だって、ずっと、「大きい方がお得」だって信じきっていましたから。でも、大抵はそうでしょ?お得サイズって、大きくて、でも値段が割安になってる。

ところがですね。アメリカではどうやらそうではないらしいのです。全ての品物を確かめたわけではないので、断言はできないのですが、大きいサイズは必ずしもお得な値段になっているとは限らないようですよ。たいていのお店では、値段表の横に「ロット価格」というのが表示されていて、それで、他の品物とのお得度を人目で理解できるようになっているわけです。つまり、品物自体の値段はAよりBの方が高かったとしても、このロット価格がBの方が安ければ、つまりAよりBがお得である、ということになるわけなんですが。

私としては、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどは少しでも安いものを買いたいですから(だって使い捨てちゃうものだしね)、このロット価格のチェックは欠かさないのですが、他のモノ、例えば洗濯洗剤なんかは、一番大きいボトルを自動的に選んでいたわけです。が、先日、ふとロット価格を見てみたら…。あれ??大きいボトルが必ずしもお得になっていない。同じ製品なのに、大きいボトルの方がロット価格が高いんですぅ。なんで〜〜〜〜。詐欺じゃん、これ〜〜。
で、それから買うもの全てのロット価格をチェックしてみたら、生理用品とかもそうだった。たくさん入ってる袋の方が、小さなものより高いの。不思議〜。

いったいどういう計算、あるいはからくりでこうなっているのか、まっこと不思議ではありますが、ということで、アメリカでお買い物される際には、ぜひロット価格をお調べになって、「お得サイズ」が本当にお得なのか、確かめてからお買い物されるようお薦めします。