RIP Steve Jobs

バラク・オバマ米大統領「スティーブは米国で最も偉大な革新者の1人であり、人とは違う考えを持つ勇気と、世界を変えられると信じる大胆さ、それを実行する才能の持ち主だった。地球上で最も成功した企業を自宅のガレージから起こして米国の創造的精神を見せつけ、コンピューターを個人のものに、インターネットをポケットに入るものにすることによって、情報革命に手を届かせたのみならず、直感的で楽しいものにした。そして話し手としての才能を発揮して子どもも大人も楽しませた。スティーブは、これが自分にとって最期の日だと思って毎日を生きるという言葉が好きだった。そうしたからこそ、われわれの生活を一変させ、業界全体を塗り替え、私たち1人ひとりの世界に対する見方を変えさせるという人類史上まれな功績を成し遂げた。世界はビジョナリー(先見的、独創的なビジョンを実現する人物)を失った。世界の大部分が、彼の発明した端末でその死を知ったという事実ほど、スティーブの成功に敬意を示す追悼の言葉はないかもしれない」

ラリー・ペイジ氏(検索大手グーグル共同創業者)「スティーブはとてつもない成果を達成し、目を見張るほどの才能を持った偉大な人物だった。人々が考えつく前から考えていたに違いないことを、常に数少ない単語で言い表すことができるように見えた。何よりもまずユーザーの使用感のことを考える姿勢に、私は常に触発されてきた。私がグーグルの最高経営責任者(CEO)になった時にはとても親切にしてもらい、体調が優れないのに時間を割いて助言や知識を与えてくれた」

マーク・ザッカーバーグ氏(交流サイト大手フェイスブックCEO)「スティーブ、助言者そして友人でいてくれてありがとう。あなたの発明が世界を変えられることを示してくれてありがとう。あなたがいないと寂しくなります」

ビル・ゲイツ氏(マイクロソフト会長)「スティーブと私は30年ほど前に出会い、以来私たちの人生の半分以上にわたって仲間であり、ライバルであり、友人だった。スティーブほど深い影響を与えた人物は世界でも稀であり、その影響は今後何世代にもわたって実感されるだろう」

エリック・シュミット氏(グーグル会長)「私たち全員にとって非常に悲しい日になった。スティーブが築き上げたスタイルとテクノロジーの世代に匹敵するものは二度と出ないだろう。スティーブはそのカリスマ的な聡明さで人々を触発して不可能を可能にさせた。これからも史上最も偉大なコンピューター革新者として記憶されるだろう」

サーゲイ・ブリン氏(グーグル共同創業者) 「スティーブ、アップル製品(私が今これを書いているMacBookも含め)に1度でも触れたことがある人はみな、素晴らしいものを求めるあなたの情熱を感じています。何度か実際に会って、それを目の当たりにしました。グーグルそしてIT業界を代表して、あなたは本当に惜しまれています」

Steve Jobs:1976年には両親の自宅のガレージで同社初の製品「アップル1」を完成させる。アップルの主力商品となる「マッキントッシュ」は1984年に発売され、売れ行きは好調だった。しかし唯我独尊のジョブズ氏が同僚と衝突することも多く、86年には権力争いの末に、アップルを退社した。その後経営不振に陥ったアップルに96年に復帰、翌年にCEOに就任。2001年に発表したiPodを大ヒットさせてアップルの再建を果たし、その後10年でiTunes(03年)、iPhone(07)、App Store(08年)、iPad(10年)などのヒット商品を次々に送り出して業界をあっと言わせた(CNN)

私が一番最初に自分で買ったのもMacだった・・・。