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Origami aids Japan

「3/11」から早くも2ヶ月が経ちました。ニュースで届けられる画像にはただただ心が傷み、その気持ちはどんな言葉でも表現できないほどです。しかし悲しんでいるだけでは前に進めません。亡くなった方々のためにも、今日を生かされている私たちが明日のために歩き続けなくてはなりません。

でも、こんなに日本から離れたところにいる自分に一体何ができるだろう?
そして、同じような気持ちを持った日本人のお友達3人と一緒に、折り紙(和紙)のオーナメントを売って義援金を集めることをはじめました。中心になってくれているのは、すでに数々のクラフトショーを経験しているT子さん。彼女は日本から取り寄せた美しい和紙を使って、「鶴」のオーナメントをもう何年も作り続けています。私が作っているのは、「クスダマボール」と名づけたモジュラー折り紙技法を使った「ボール」。これは小さな正方形からなるパーツを計30個用いてボールに仕上げるもので、紙と紙が互いに差さえあって型をなしています。
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(写真のボールはこの後の仕上げ工程で表面をコーティングし、それから吊るすための紐をつけてオーナメントになります)

そんな活動が先日ローカル新聞の一面トップで取り上げられました。その数日前に取材を受けていたので、いつか記事にしてもらえるんだろうとは思っていましたが、まさかこんなに大きな取り扱いになろうとは。しかも家族で載っちゃうし(汗)。
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でもこのおかげで、次の日にとある女性から「オーナメントを買いたい」と電話があったり、ダウンタウンにあるブティックから「うちで置いてあげるわよ」と申し出があったり。息子は学校で図書館の先生からオーダーをもらってきたり(笑)。ローカルと言えども、やはりメディアの力はすごいんだなぁと再認識しました。

さて、ざっとですが以下に意訳を付記しておきます。

折り紙で日本を支援
 日本生まれのMさんは3月、日本で起きた信じられない惨事を目の当たりにしていました。そして彼女のご主人であるDさんが、Mさんが友人3人と作っている折り紙のオーナメントを売って義援金を集めたらどうかと提案したのです。なぜなら、彼にはこの支援活動に最適なTC3(大学)XXXクラブのメンバーという心強い見方がいたからです。
 そしてクラブの支援で、Mさんが作っている「クスダマボール」−ごく小さい和紙の紙を組み合わせて作られたカラフルなボール−と、同じく和紙で作られた鶴のオーナメントのセールが実施されました。結果的にセールでは$400の売り上げがあり、他$1600が様々なドネーションなどから集まり、さらに$1000がXXXクラブから支援されました。これらの義援金はNY総領事館へ送られることになっています。

 3月11日の地震はマグニチュード8.9を記録し、77フィートにも及ぶ津波を起こしました。さらに100以上もの余震が続きました。津波により村は完全に破壊され流され、約28、000以上もの人が亡くなったと推測されており、被害にあった原子力発電所から原子力が漏れるという事故を起こしています。
 Mさんのご両親は東京から離れたところに住んでいますが、それでも揺れを感じたといいます。地震があった場所に住んでいたおばさんとは丸4日間連絡がつかず、もしかして最悪のことがあったではと心配していましたが、無事であったことが分かりました。
 こうした震災の状況を地球の反対から見るにいたった、Mさん(ホーマー在住)、そしてその友人であるKさん(ホーマー在住)、Tさん(シラキュース在住)、Nさん(スキニアトレス在住)は、彼らの折り紙作品で義援金を集めようと決めました。

 水曜日の夜、ホーマーのご自宅で、息子さんのG君7歳と、ご主人であるDさんと共に「日本で起きたことを、決して人々の記憶から消し去ってはならない」と話してくれたMさん。「人々はことの重大さをわかっていません。写真では真の悲惨さが伝わらないからです」と言います。
 Mさんはこの「クスダマボール」の作り方を、数年前にイサカに住んでいた友人から教わり、以来クラフトショーなどで販売しています。
 Dさんによれば、「鶴」は、日本では「長生き」と「平和」の象徴とされてるとのこと。Mさんはこの鶴1羽を5分以下で折れるそうです。「日本人なら誰でも鶴は折れるんですよ」。「ボールは作るのに時間がかかります。今週は丸1日中かかって、やっと4個作ったところです。もちろん、その合間にランドリーなどの家事をやってはいるんですが」。
 「和紙」は日本産の木の皮から作られたもので、他にも竹、麻、米、小麦でも作られます。Mさんは、これらの紙をシートの状態で日本から購入し、自分で小さく正方形に切ってボールのオーナメントを作成しています。
(以下、大学のクラブの話へと移っていくので割愛します)

出来ることには限りがあるし、どこかの会社の社長さんの様に大金の寄付なんて到底無理ですが、自分達にできる小さいことをコツコツ続けていくことで、それなりの成果を出せればと思っています。
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