アンティークショーにて
もう何年目でしょうか、毎年夏の恒例行事となったアンティークショーへ、今年はNJから遊びに来てくれた仲良しお友達と二人で出かけてきました。このイベントの時には必ずと言っていいほど雨にやられてしまうのですが、今回も、予報では「晴れ」になっていたにもかかわらず、途中何度かシャワーがふりました。
実はこの数年ずっとコレクションしてきたファイヤーキング・ジェダイへの熱もちょっと冷めつつあるこの頃。というか、買い続ければきりがなく、でも収納には限りがあるし、だから今はそちらに興味がいかないようにしているというかそんな感じ。そうは言いながら、もう手に入らないものだから、手に入るうちに手に入れておきたいという気持ちは変わらずあるようで、つやつやでいかにも未使用らしき状態のものを見かけると、とりあえず値段だけはチェックしてしまったりして。
しかし買うつもりが全くなくても見ているだけで楽しいのがこの手のショーのいいところ。時々「こりゃ、ガラージセールだよ」なんていうお店もあったりして面白い。
見ているだけできれいなディプレッショングラス。
シュニールで出来たベッドカバーのお店。シュニールはコレクションしている人が多いアイテム。実は私も持ってるし。
昔のグリーティングカード。こういうデザイン、柄にはなぜか心惹かれてしまう。
変なものも見かけました。色とりどりの義眼。なんだか痛そうだ。
「シンプルで素敵なボトルだわ」とあやうく手に取りかけて、思わずその手を引っ込めてしまった。だって、よく見て、ボトルに書かれた文字を。「尿検査用のビン」と書かれてますよ。
寿司?アンティークショーで?なぜに?
もちろん、「いつものあれ」も食べました。アップステートNYの夏の名物「ソルトポテト」、日本で言う新じゃがみたいなもんだと思うんですが、この小さなポテトをどっさり塩を加えた塩水で茹でます。するとおイモに塩味が付いてできあがるのです。スーパーのおいも売り場に行くと、この塩がセットになって売られています。
地元の教会が主催するパイのテントにて。このパイも、ここに来たら食べなくちゃいけないものになりつつある。今年のチョイスはラズベリー。しかし今年はクラスト部分がいまいちで残念。
結局買ったのは、刺繍の額1枚。1985年と刺繍されているから、アンティークでもなんでもない「ガラージセール・ファインド」と言ったところですが。上手な人が刺繍したとひと目で分かる丁寧な感じと、柔らかな色合いに惹かれました。額を交換して、どこかに飾りたいな。
このイベントが終ると、夏も終わったという気分になります。すでに朝夕はめっきり涼しくなって寒いくらい。秋は(そしてその先には冬も)もうそこまで来ています。