え、そんなぁ〜

今朝になって、某有名デザイナーズブランドのプライベートセールのお知らせがメールのジャンクボックスに入っているのに気づきました。「今日まで特別20%OFF!」と書かれていたので、どんなもんがあるんかいな、と思ってサイトに行ってみたら、ふ〜〜ん、今まであまり注目していなかったデザイナーでしたが、バッグなどに定評があるのは知っていた通り、なかなか素敵なバッグが並んでいました。そんな中、布製のトート型バッグで、それがちょっとマリン風というか、夏にぴったり風というかそんな感じのデザインのものがあり、これが「素敵〜」と目を引きました。値段も$100を切っています。「またバッグ?まだいるの?」ともう一人の私が話しかけてきましたが、「ご褒美、ご褒美だよ〜」(←なんの?)とお答えして、さっさとショッピングカートへ入れちゃいました。そして住所など必要事項を記入して、クレジットカードの番号も入力して、「これでお買い物終了です」ボタンを押したら…

あれ、なんでよ!!

画面には「このアイテムは売り切れました。クレジットカードにはなにもチャージされません」と表示されているではないですか。

唖然としました。

普通そういうのって、アイテムをショッピングカートに入れた時点でわかるものなんじゃないの?クレジットカード番号まで入れさせておいて、払う気満々でいるお客に対して「売り切れました」は遅すぎる言い訳だろう。もうがっくり、がっかり。このブランドでは今後二度とお買い物はしない、と心に決めました。
前にも書いたと思いますが、「お買い物はエクスペリエンス」なんです。欲しいものを手に入れるという行為だけが「買い物」ではないのです。欲しいものを手に入れるまでのプロセスをいかに盛り上げてくれるか、いかに気持ちよく進めてくれるか、それが本当の「お買い物」。私が相変わらずJ.CREWが好きなのもそんな理由です。J.Crewカスタマーサービスは本当に優秀、サイトでも実質店舗でも実に気持ちよくお買い物が「エクスペリエンス」できます。品物が高いという声もよく聞きますが、私にはあのサービスがあるからこそ、納得して快く支払えるのだと思います。

と言うわけで、今朝は朝からなんだか力が抜けました。でも、考えようによってはこれはやはり神様からのお告げだったのか・・・。「もうバッグはいらんだろう」というメッセージだったのかも知れません。そう思えば「おっしゃる通りです、へへぇ」と思えて、「無駄遣いしなくて良かった」とちょっとにっこりもできるものですね。