身もカラも

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クリスマスを終えてから咳風邪をひいてしまって、ゴホゴホ辛い毎日を過ごしています。こうなると外に出るのも億劫になってきて、買い物もオットに頼んだりしています。

先日「ディナー用の魚を買ってきて」と頼んだら、なんと生きているロブスターを2匹も買って帰ってきました。2匹で$35、レストランで食べるよりは遥かに安いですが、それでもまぁ高いものですね。

2匹入る大きなポットがなかったので1匹づつ茹でることに。茹っているお湯に入っていただく時にはなんだかちょっと申し訳ないような気がして、入れたらすぐに蓋をして中を見ないようにしました。「熱い、熱い」って暴れて蓋が開いたらどうしよう、なんて、ドキドキしながら待つこと15分。真っ赤に湯だったロブスターさんの出来上がり。

前に丸湯でのロブスターを食べた時にはカラを剥くのが大変だった記憶があるのですが、今回のそれはあら不思議、ぺろりと剥ける。思うにこれって鮮度に関係があるのかも。さすが生きているメイン州本場のロブスター。

オットはバターをつけて、私はそのままで。身が締まっていてぷりぷり、甘みもあってジューシー。テーブルの上が汚れてしまいましたが、おいしく頂きました。

そして私の本当のお楽しみは、後に残った大量のカラを使ったお出汁でお味噌汁を作ること。これが本当においしい〜、まさにおすし屋さんのお味噌汁の味わい。ワカメとおネギでシンプルに頂きました。さらに、今回はまだ大量にお出汁が残っていたので、缶詰のカニを使ったカニ飯も炊いてみました。とにかくお出汁がいいので、安い缶詰のカニでも十分に風味がありました。

熱い思いをしたロブスターさんも、ここまでしてもらえたら本望ってものではないかしら?とにかくご馳走様でした。