「リフリジレイター」

特に使う予定もなく買った冷凍のラズベリーが、結局そのままずっと冷凍庫に入ったままだったので、お砂糖を少し加えて一緒に煮てゆるゆるのソースを作りました。ジャムにするには本物のお砂糖を、使う果物の量に対して半量を加えなくてはなりませんが、ソースに仕上げるつもりだったので、お砂糖からできた甘味料を使ってカロリーに配慮し、その量もラズベリー自体の酸っぱさを生かすようにかなり控えめにしました。

とてもきれいな濃いピンクの、甘酸っぱいソースが出来上がり、これを朝のプレーンヨーグルトに混ぜて食べています。ラズベリーは種のツブツブが特徴の果物ですが、生でもジャムでもパイでもなんでもおいしい。大好きなベリーのひとつです。


さて、その保存にはパイレックスのガラス製保存容器が活躍します。通称「リフリジレーター」と呼ばれているこの容器、アメリカで50年代頃まで作られていたもので、今はもう売られていません。手に入る場所はEbayかアンティークストア、あるいはガラージセールなど。ガラスの蓋つきで、サイズが小さめなのが意外と便利。耐熱ガラス製なので、オーブンにも入れられて、また今の時代なら電子レンジにもかけられます。私が持っているのは赤ですが、他にも青、緑、黄色、オレンジ、白、茶色、ピンクなどなどいろいろあって、人気の色は日本ではかなり高値でオークションにかけられている様子です。