サンドウィッチ・クッキー

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アメリカのクリスマスにはクッキーがつき物です。日本で言う「クリスマス・ケーキ」というのはなくて、クリスマス・クッキーになります。この時期になると、どの雑誌でもクッキー特集が組まれ、ベーカーはこぞって新しいレシピにチャレンジしたりするわけです。

義姉などは、例年会社を休んでまで、丸一日をクッキー作りに費やすそうです。そして、スタンドミキサーを使い次から次へと違ったクッキーのドウを作っていって、一気に焼きあげるのだとか。

一方私は面倒くさがりなので、毎年1種類しかクッキーを作りません。ごく普通のシュガークッキーをクリスマスモチーフの型で抜いて焼き上げた後、色とりどりのアイシングとドラジェなどでデコレーションします。これがなぜか家族には大好評で、「マーサ・スチュワートみたいねぇ」なんて声も(笑)。日本人が生まれ持った器用さに感謝といったところでしょうか。

今年もこのクリスマスクッキーを焼く準備はできているのですが、その前になんだかいつもと違ったクッキーを焼いて見たくなりました。そして出来たのが、このサンドウィッチ・クッキーです。生地はいつもと同じシュガークッキーで、焼きあがった後にジャムを塗ってサンドウィッチにし、それを溶かしたチョコレートにディップして仕上げます。今回のジャムは「アプリコット+ピーチ+パッションフルーツ」というものですが、この酸味がチョコレートにマッチして、おいしいクッキーの出来上がりです。

このクッキーをつまみながら、今日はこれから恒例のクリスマス・クッキーを作ることにします。(って、すでに写真でお分かりでしょうが、真ん中1つ空いてるところ、私の胃袋へ収まりました)