ウニ事件
年末になると魚売り場にいつもは売っていない魚が多く登場します。今日は、イカにタコ、それから丸ごとのうなぎ、そしてなんとウニ(urchin:アーチンといった風に発音する)がありました。
日本でよく見るウニとは殻が違うなぁとは思ったのですが、売り場のお兄ちゃんに「どうやって食べたらいいの?」と聞くと、「蒸して割って食べる」というので、「あ、蒸しウニか。うまそう〜」と思い、試しに2個買ってみることにしました。2個でたったの$2なり。
早速蒸し器で蒸すこと15分。オットに「ウニ蒸してんの」というと、「ウニ?食べるの?」と怪訝そうな顔。
蒸しあがったウニを割ろうとしてびっくり。もっと簡単に割れるんだと思ってたら、まぁ殻の硬いことったら。ナイフを突き立てて、ぐいぐい押してひいて、やっと2つに割れました。
で、びっくり。
想像では、鮮やかなオレンジ色の身が現れるとばかり思っていたのです。しかし、中は真っ黒。私の知っているウニらしき物体はどこにもないのです。
「これ、本当に食べられるんだろうか?」と不安に思いながら、とりあえずスプーンを突き刺してみました。ふん、身らしいものはありました。黒いけど、ウニです。勇気を出して口に入れてみて、ぎょへ〜〜〜ん。
まっずぅううううういぃいいいい〜〜〜〜〜〜〜。
ウニとは程遠い味わいでした。
がっかり+しょんぼりで、かなりへこんでしまった私。$2でよかった。損失が少なくて。
それにしてもあんなに大量にお店には売られていたけれど、誰がどうやって食べてるんだろう?