噂のアイスクリーム屋さん。

Lacy2005-11-04

米国発のチェーンのアイスクリーム屋「Cold Stone」が、海外初進出での日本第一号店として六本木にオープンしたらしい。オープン前には約300人もが列を作って、初日の3日間で約1000個も売り上げたとか。へぇ、すごい。この寒くなりかけた時にオープンしてこれだもんね。

私も何度か足を運んでいるこのアイスクリーム屋さん。確かにいつ行っても長蛇の列。もちろん人気もあるのだろうけれど、それよりなにより私が思うにその原因は、この店の売りであるお客さん一人一人のオーダーに応じてアイスクリームとトッピングを混ぜてオリジナルの味を作り出してくれる、という手間のかかるサービスの結果にあるのでは、と言う気がとてもする。

アイスクリームのフレーバーはベイシックなものだけで、それを1種類選ぶと、そこへこれまた自分で選んだトッピングであるチョコチップやら、フルーツやら、なんやらかんやらと混ぜこんで好きな味のアイスクリームに仕上げてくれるのだ。この「混ぜ込む」作業が目の前で見れるのも、この店特有のパフォーマンス。冷たく冷やした大理石の様なものの上で、バイトの兄ちゃんが、私が選んだアイスクリームとトッピングを、練り練りしてくれる。

そうしてお金を払うときに、チップを渡したりすると、その兄ちゃんはおもむろに他の店員に大声で「おい、なんだと思う、チップもらっちゃったよ」と言って、それから店員全員で大声で歌を歌い始めるのだ。もちろん、これもこの店特有のパフォーマンス。

こんなことを客のひとりひとりにやっているのだから、そりゃ長蛇の列にもなるわけだ。ほんと、店員が歌でも歌ってくれないと、待ちくたびれてイライラしてくる人もいるんではなないのかしら。

サイズはスモール、ミディアム、ラージとあって、普通の人はスモールで十分。実はこの間ミディアムを頼んだら、店の兄ちゃんが「ミディアムとラージだったら50セント(だったと思うんだけれど)しか違わなくて、サイズがもっと大きくなるからお得だよ」などとプロモーションしてきたので、「じゃ、ラージにするわ」なんて気軽にオーダーしてしまったら、大後悔。生まれて初めてではないだろうか、アイスクリームを食べ切れなくて残してしまったというのは。

まじ、めっちゃでかいです。アメリカサイズの典型。しかもめっちゃ甘いです。アメリカの典型スウィーツ。でも、おいしいです。たまに並んでも食べたくなります。

でも日本だとやっぱりサイズも日本サイズで小さいのかしらん。

それにしてもここのアイスクリームは決してお安くはありません(きっぱり)。ラージを頼んで、トッピングを2種類くらい混ぜ混ぜしてもらったら、確か$5は超えていたと思う。それで残してちゃ世話ないな。日本での価格は450円〜600円程度らしいから、アメリカとそんなに差がないんじゃないかしら。

ご興味のある方はぜひお試しになってみては。