シェルビーがやってきた!

いやぁ、クリスマスが終わってほっとしたんでしょうか、どっぷり風邪を引いてしまって、かなり元気のない今日この頃です。が、そんな私におかまいなしに振舞ってくれる新しい家族が仲間入りしました。ゴールデン・リトリーバーのシェルビーちゃん。すでに猫が2匹もいるんだから、もうペットはいいかと思ってたんですが、こうなってしまいました。

「しまいました」というのには訳があって、なんと彼女は「私からオットへのクリスマス&誕生日プレゼント」として買わされるはめに…。いえ、クリスマスにはちゃんとプレゼントを用意してあったんですよ。若若しく見える素敵なセーターがあったんで、似合うだろうって思って買ったのに、包みを開けるや否や、すっご〜〜〜〜い不機嫌顔のオット。「こんなの20代が着るようなデザインだし、だいたいセーターなんて欲しくもなかったし…」と文句たらたらなのでした。もっとも普段彼が欲しいものといったら、ベースボールカードとか、またベースボール関係のコレクターグッズとか、私には一切わからない代物ばかりなので、私は最初からそういうプレゼントをしようなんて思いもしていなかったわけですが、「欲しくもないものをもらうことほど、つまらないものはない」と大憤慨でして。「じゃ、何がほしいのさ?」と聞いてみたら、「実は犬が欲しい」と答えるじゃないですか。しかも「パグが欲しい」というのです。パグっていったら、あの顔がくちゃっとしたなんとも妙な風貌のイヌだよね…と問いだ出すと、「あれが可愛いんだ」とか。ま、人それぞれ可愛さの基準も違いますしね、「そっか、パグかぁ」と私はしばし絶句。

それでも、私は去年のクリスマスにミニーをもらったわけだし、「パグも仕方がないか」と思いなおしていて、早速シラキュースのペット屋巡りとなったわけです。しかしながら、パグには出会えず、さらにパグはその風貌から、健康的にもいろいろ問題が起こりやすいことを知り(呼吸が難しくなったり、目の病気になりやすいらしい)、また、私がどうしてもパグを可愛いと思えないという理由から、ふたりでいろいろ話した挙句、最終的にゴールデン・リトリーバーにしよう!との結論に達したのでした。

ゴールデン。リトリーバーは相変わらず人気の種類なので、新聞を見れば必ずブリーダーの広告が見つかります。オットは早速新聞を広げ、片っ端から電話していきます。そうして、見つかったのがこのシェルビーちゃん。生後たったの6週間とのことですが、さすがゴールデン「でかい子犬」であります。しかも彼女は「ちょっとデブっちい」。どたどたと走り回る姿は、これは本当に「リトリーバー(獲物を探してもってくる)できるのかい?」と思ってしまうほど。それでもやっぱり子犬は可愛いですね。私はアメリカに来るまで「断然イヌ派」だったので、久々に味わう子犬とのやりとりは「やっぱり楽しいなぁ」と思います。猫とは違う楽しさ。

そんなわけで、ただいま熱心に教育中でして、まずは「sit」(おすわり)、「down」(伏せ)、「come」(おいで)の訓練中ですが、これが難しい〜。さらに、おトイレの方もまだしつけがついていないので、今日も何回お掃除させられるはめになったことか。。。ところで、イヌにしかりつけるときは、「上からたたいちゃいけない」のだそうです。知りませんでした。あごのしたから、上に向かって、「はたく」のが正しいのだとか。なぜならば、母親イヌが子犬をしかるときに鼻先でそうするからだとか。なるほど。

昨日は一晩中、彼女が動き回るのおかげで眠れなかった私たち。今晩も同じなんだろうなぁ…。うう。子犬は可愛いが、正直、早く大きくなってくれないかしら、とも思ってしまう私です。