ハウス・ウォーミング・パーティ!!

「ハウス・ウォーミング・パーティー」というのは、日本風に言えば「新居祝い」とかそういう感じ。家を購入して引越し荷物が片付いた頃、友人、知人を招いて新居をご披露するといった趣旨の集まりです。ということで、我が家でも新居にて初めてのパーティーを行いました。総勢50人くらいの方に来ていただいて、本当に楽しかった。時間を午後に設定したので、カクテル・パーティーとして、様々なアペタイザーと、ワイン、ビールなどでおもてなし。飲んで、食べて、しゃべっての一時はあっというまに過ぎていきました。

アメリカではパーティーと呼ぶ集まりはごく一般的ですが、日常的に家庭で行われるパーティーはいたってカジュアルなものです(もちろん、家庭でもフォーマルなパーティーを開く時もありますが)。スナックやクラッカー、チーズ類、フルーツ類、サラミ類、野菜スティックなどの「つまみ系」とドリンクさえ用意しておけば問題なし。しかも、近所のスーパーではちゃんと「それ用」の盛り合わせが売られてもいるので、いざとなれば買出しに走るだけ。もちろんホストとしては、時間帯によっては暖かい「お料理」っぽいものも用意したいのだけど、それも日本料理みたいに手の混んだものじゃなくても全然OK。肉団子とか、ちょっとした揚げ物とか、そんなもんでいいのです。それに、「ポットラック・パーティー」にもなると、参加者ごとになにか一品持っていく仕組みだから、ホストは場所さえ提供すればいい。しかも、紙皿と紙コップ、使い捨てフォーク、ようじだけだから、洗い物の心配もないし。ね、気楽でしょ?そう、だから、「パーティー」といってもごく普通に開けるわけです。

日本では「おもてなし」の気持ちがどうしてもが先にたっちゃって、つい色々「し過ぎて」しまいがちで、ホストはクタクタってのが多いような気がしますが、もっと気楽に「みんなで集まる一時を楽しみたい」のなら、アメリカン・スタイルのパーティーをお薦めしますよ。そうだ、一つだけ。そうした気軽なメニューで行うパーティーを「もっとそれらしく演出する」術としてのアドバイス。それは、カラー・コーディネートがキーかと、私は思います。つまり、テーブルクロスや紙ナプキンからコップ、フォーク類の色を統一するのです。で、それに合わせて、飾る花の色や、キャンドルの色もコーディネートしていくと…、なんだかちゃんと「雰囲気」がでるのですよ。お試しください。

あ、それから、大きなごみ袋があると便利です。パーティーが終わったら、なんでも放りこんでしまえるサイズがあるととても楽ですよ。