「江戸太郎」…ん?

いやね、いつもいっているグローサリーストア(日本でいうスーパー)で、ついこの間こんなものを発見したんです。サインには「EDO TARO」って書いてあって、だから私の頭の中ではとっさに「江戸太郎」と変換されてしまったんだけど(笑)。それがなんと「サトイモ」なのですよ。「サトイモ」!!驚いたなぁ、だってサトイモなんてこんなところで出会うなんて思いもしなかったもんで。想像するに、「EDO」はやっぱり「日本」ってことで、「TARO」は、タロイモ科の「TARO」でしょうね。間違っても「太郎」じゃないと思うわ。はは。

そういえば、大根は「DAIKON Radish」で、シイタケは「SHIITAKE Mashroom」。最近はえのきも売っていてこちらは「ENOKI Mashroom」。一番笑ったのはかぼちゃなんだけど、そのまま「KABOCHA」なんだわさ。どれも値段はちょっと高目かなとは思うんですが、日本の恋しい味が手に入ると思えばそれもいたしかないと思えるもの。大根なんて、お漬物にすると(注:私はぬかならぬ「パン床」にてぬか漬けもどきを作っているのであります)かなり本格派の味に仕上がるし、なにもない日のお昼ご飯は、白いご飯とこのお漬物さえあれば大満足。ただし、大根おろしにはあまりむかないみたい。水分が少ないんですね〜。

私としては、これで「白ねぎ」と「にら」が簡単に手に入るようになったらすっごく嬉しいんだけど。「青ねぎ」(スカリオン)は手に入るのですが、「白ねぎ」はこの辺りでは無理。「Leek」(リーク)という白ねぎによく似たねぎは売っているのだけれど、白ねぎより硬いのよね。これはクタクタになるまで炒めたりしていただくおねぎ。「にら」はオリエンタルストアに行けば「ぐったり」したのが手に入りますが(笑)、ざっくり切って炒めたりするにはお高い〜〜。おいおい、ここではにらが高級野菜だぜってなもので。

で、思いついた。家庭菜園!!!庭もできたことだし、来春辺りからせっせこ耕してみるかな。実際家庭菜園をしている家庭はとても多く、春先には実に様々な苗が売られています。これまではアパート暮らしだったので、ぜいぜいパセリが限度だったけど、これからは思う存分できちゃうじゃない。そうそう、家庭菜園で思い出したんだけど、実はうちの家の庭には「チキン・クープ」つまり「鶏小屋」があって、前に住んでいた人(どのくらい前の人だったかは不明)は鶏を飼っていたらしい。私はすぐに感化されてしまう性質なので、「そこに鶏小屋があるのなら…」とオットに「これで産みたて卵が食べられるじゃないの〜、飼おうよ〜鶏〜」と言ってみたら、「誰が毎日糞を掃除して、小屋を掃除して、えさやって育てるの」と言われてしまった。そりゃそうだ。放っておいてもおいしい卵がいただけるって、そんな都合の良い話はないわね。

そんな訳で、これからも卵はお店で買うことにしました…。