祝。NY・ドライビング・ライセンス取得!!!

あ〜〜〜、ここまで来るのは長かった。本当に長かった。本日、長年の懸案事項でありましたNY州普通運転免許、晴れて一発で取得致しました!パチパチ!!!

本当に、心底、ほっとしたわ。明日からもう「送り迎え」生活をしなくていいのね、と思うと、嬉しさがじわじわ湧きあがる。二ヒ。

アメリカで免許を持たない生活は不可能ではないが、それには家族や友人達の多大なサポートが必要である。それになんといっても、自由、自立は奪われてしまう。この2年近く、私はそうやって過ごしてきたわけだが、正直なところそれに伴うストレスは決して少なくはなかった。

それでもなぜ、私が今日までこの行動に踏み切れなかったかというと、国際免許保持中に不本意ながら起こしてしまった2度の小さな事故にある。1度目はビルの壁に、2度目は隣人の車にぶつかってしまったのである。事故の恐怖は、事故を起こした人にしか分からない(当然だが)と思うが、あれは大小問わずトラウマとして深く心に残ってしまうものだ、と実感した。

壁が、車が、目前に迫ってくるシーンが繰り返し頭の中で再生され、ぶつかった瞬間の「ガシャン」という乾いた音が耳にこびりついて離れない。この悪夢が、単に助手席に座っている最中でも、なんの前触れもなくよみがえってきて、私を苦しめ続けたのである。

運転が怖い。そうして私は「送り迎え生活」を余儀なくされた。

ところが。その恐怖が打ち負かされる時が来たのである。2年近くなって、やっと確立した私のここでの生活、友達、それらが「自分の足で行動したい」という思いを恐怖より強いものにしてくれた。そうして、私はその恐怖を打ちのめして、自由と自立へのライセンスを手に入れることができたのだ。

なんて、ちょっとオーバーか。

とにかく、これで、私もやっと「オトナの仲間入り」ってとこですね。明日からの毎日が本当の意味での「生活」になるのだと思います。楽しみだな。今晩は祝杯でもあげちゃおっかなぁ。