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イースター、張り切ったのだ!

今年のイースターは3月31日でした。(イースターは宗教上の理由に基づいたカレンダーだから、毎年日付が変わります。)すっかり日も長くなって、日差しにも温かさを感じられるようになって、そうしてイースターが来ると、やっと春が来るなと実感します。

さて、今年のイースター・ディナーはロチェスターの実家で行うことになりました。もちろん料理は義姉がしてくれるのですが、いつもそればかりでは悪いので、今年は私もなにかを持参していこうと思いつきました。で、早速アン(義姉)に電話をかける。「アイディアとしては、前菜かデザートがどちらかと思ってるんだけど」と言うと、「前菜は、クラッカーとチーズ類ならたっくさんあるし、デザートのことはまだ全く考えていなかったから、そっちをお願いしようかしら」となった。「OK。じゃ、春らしいデコレーションをした『キャロット・ケーキ』を焼いていくわ」と答えた私。

この時、実はすでに頭の中にイメージがあったのです。いつか雑誌でみた、ガーデンをテーマにした素晴らしいデコレーションが施されたケーキ。ケーキの上一面に、マジパンで作られた小さな野菜が飾られていて、それはまるで春の畑のミニチュア。それを自分でもいつか焼いてみたいなぁ、とその時を待っていたのです。

早速、マジパンをインターネットで注文し、キャロット・ケーキのレシピを確認する。キャット・ケーキは、その名の通り、キャロットがたっぷり入ったどっしりしたケーキ。アメリカ人はみんな好きなケーキの1つです。今回は、摩り下ろしたオレンジと荒刻みのクルミも加えることに。もちろん、アイシングは定番のクリームチーズ・フロスティングで。

さて、キーになるマジパンの野菜は1日前に作ることに。マジパンはアーモンド・ペーストで出来た柔らかい砂糖菓子。これをフード・カラリングでオレンジとグリーンに染めて、小さなニンジンの形にしていく…これが予想以上に大変な作業で、時間がかかった、かかった!でも、子供の頃の粘土細工を思い出す楽しさもあって、結局私は、キャベツ、カリフラワー、アーティチョークなども作っちゃった。

ケーキ本体には約1キロのニンジンを摩り下ろし、四角いケーキを2枚分作って焼き上げた。この2枚を重ねあわせて四角いケーキを作り、フロスティングで仕上げたら、その表面には、チョコレート・クッキーを砕いて作った「土」を敷き詰めて「畑」にし、そこへミニチュア野菜を並べていく…。そう、まるでピーター・ラビットの畑のようにね。

完成したケーキは、雑誌のプロが仕上げたものと比べるとかなりお粗末だけれど、家族には「すごい〜〜〜」と感嘆の声を上げてもらったし、私としても丸2日間かけただけのことはあって大満足の仕上がり。これだけ手間ひまかけたものを、バクっと食べてしまうのはちょっと悲しい気もしたけれど、また作ればいいんだからね。今度はなにをテーマにしようか。

そうそう、義姉に「マリは手先が器用ね。多分、箸を使っているせいね」と言われた…はて、そうなのかしら?