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America on attack

1週間前のあの日。
朝起きて、いつも通りテレビをつけました。ビルが燃えている映像が映っていました。「?」と思い、他のチャンネルを回してみました。全く同じビルが燃えている映像が映っていました。どのチャンネルもこの映像。一気に目が覚めました。ニューヨーク・シティであることと、テロリストの仕業であると分かってから、ショックを押さえることができず、呆然としていました。

それからというもの、各局ともコマーシャルなしでまさに言葉通り24時間ぶっ続けで、テロのニュースを流し続けました。自分の目で見ておかなければいけないと強く思う反面、衝撃の大きさと悲しみの深さに目も心も閉ざしてしまいたくなる思いもあって、本当に辛い日々が流れました。

今、アメリカは報復、復讐に向けて着々と行動を進めています。ニュースではもう当たり前のように「war」という言葉が使われています。アメリカという国全体が怒りのあまり冷静さを失っているように見えます。けれど、このまま進んでしまっていいのだろうか。本当に?私はもちろんテロリズムには反対ですし、犠牲者の方々のことを思うとはらわたが煮え繰り返るほどの怒りを感じます。けれど、だからといって、今アメリカが下そうとしている判断が正しいとは思い難いのです。

マドンナが自分のコンサートで大統領に向けてコメントし、報復行動を自制するよう求めました。
星条旗をアレンジしたスカートをまとった彼女は
「暴力は新たな暴力を生み出すだけです。
あなたがたはどうか知りませんが、私は長く幸せに生きたいのです。
私の子どもにも長く幸せに生きてもらいたいのです」と語ったそうです。

多くのアメリカ国民が「仕返しすべき」「当然だ」と考えている中での、彼女の勇気ある決断は本当に素晴らしい。こうした影響力を持つ人達によるメッセージが、より多くの人の心に届き、間違った判断を止める力になればいいと、心から願うばかりです。