住めば都、実感の巻

フィラデルフィアとロングアイランドの旅から戻ってきました。どちらも今回初めて訪れたのですが、う〜ん、感想は「また行きたいとは思わないなぁ」ってところ。
ご存知の通りフィラデルフィアはとても歴史のある街で、1600年ごろに建てられた長屋式のアパートが連なる町並みはとても美しく、またアメリカで初めて星条旗を縫った女性の家とか、独立戦争の時に鳴らされた鐘とか、アメリカの独立にまつわるさまざまな歴史を物語る街なわけですが、それはごく一部の保存された地域のことで、後は日本の新宿チックなごみごみとした大都会。すっかりのどかな郊外暮らしに慣れ切ってしまった私は久々の都会の空気にちょっと違和感を感じてしまったのでした。

ロングアイランドは、今回はガーデン・シティというところにいったのですが、これがまたすごい街で、その昔、アメリカの大富豪が作った街なのですが、どの家も現代の家と比べ物にならないくらいデカイ!お城状態な「マンション」なわけです。(注:日本ではアパートをマンションって呼ぶけど、英語圏ではマンションは大豪邸のこと)走ってる車はメルセデスBMWで、それが2,3台もポーチにずら〜と止まってる。庶民としてはちょっと気持ちが縮こまるような所でした。

まぁ、そんなかんだで、ここコートランドに戻ってきたら、なんだかほっとしてる有様です。